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秋田の小正月行事と来訪神

 小正月とは一般的に毎年1月15日、あるいは前後三日間を指します。
旧暦での満月の周期であり、昔はこの日を正月としていました。
(小正月の対に元日~7日までを『大正月』とも呼んだそうな。)

 故に各地の一年の計を占う年中行事がこの日に集中します。

とりわけ秋田でも小正月行事は盛んに行われましたが、
男鹿なまはげに代表される『来訪神』もこの前後に多く現れます。

今回はその来訪神を求めて右往左往してきました。
男鹿なまはげとはまた一味違いますよ。
前回の年末年始レポ同様に箇条書きでレッツ網羅。

赤石のアマハゲm4
11日(土)、にかほ市にて。
金浦赤石のアマハゲ。
地元の男の子2人が顔に墨を塗りたくられアマハゲに扮します。
雪は降りませんでしたが雨がものすごかったです。

平尾鳥の悪魔払い(なまはげ) (20)
同日夜、秋田市雄和にて。
雄和平尾鳥地区のヤマハゲ(悪魔払い)。
金浦のアマハゲが日中の行事だったので頃合を見て国道7号線を北上。
何件かお邪魔いたしました。

雄和のヤマハゲ 本田m1

雄和のヤマハゲ 下黒瀬m1
12日(日)、同じく秋田市雄和にて。
雄和各地域のヤマハゲは昔は成人の日(15日)に固定だったそうですが、
勤め人の都合を考えて直近の土日に変更されたそうです。
道すがらエンカウントした方々をつかまえて1枚。

豊岩前郷のヤマハゲm1
同日、
前郷のヤマハゲ。
こちらはとりわけ異彩を放ちます。
見た目も見慣れたナマハゲとは違いますが、最大の特徴は叫ばないこと。
のそのそと無言で家に入って子供に迫る様子はかえって怖いです。

上郷小正月行事m2 鳥追い 一番鳥
15日(水)、またしてもにかほ市にて。
上郷地区で行われる小正月行事。
サエの神奉納、ドント焼、鳥追いなどありますが下調べが足らんくて全ては見られず無念。
朝8時のドント焼には間に合いませんでしたが1日中密着しました。
いいもの見れました。


 秋田の来方神は主に男鹿やにかほなど沿岸側で多く残っております。
今回取材した他には雄和寺沢の悪魔払いにかほ小滝のアマノハギなど
異形の神の使いが多く存在します。
これら全部見るっつったら体がいくつあっても足りやしねえ。
いずれはすべてをお目にかかりたいですが、何年かかる事やら…。

今回取材したのは近いうちTwitterのマスミさんアカで発表いたします。
みてね。


◆参考



2017年の記事:寺沢の悪魔払い(秋田の小さな祭りたち/akitafes様)
これも見たい。


面がめっちゃ怖い…。



 秋田人形道祖神プロジェクトの小松さん宮原さんコンビakitafesさん
事あるごとにエンカウントしていろいろ教えてくださいました。
ありがてえです。

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ゑびす

Author:ゑびす
秋田県大仙市出身。
秋田の文化や伝統を絵に描いてます。
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